社会に最もダメージを与える方法

f:id:ikemensato:20190418032727j:plain

 

 

刑務所の収監費用が高いというのは前から知っていて、「確か250万円くらいだったかなあ」と思ってググってみたら、もっと高いのですね。

 

crd.ndl.go.jp

 

質問
(Question)
刑務所に収容されている人ひとり当たりの年間経費がわかる資料はあるか。
回答
(Answer)
①『受刑者処遇読本』p.82に、「平成20年度予算における矯正収容費が536億6585万円で、一人一日平均の収容経費にすると、約1367円」との記述があります。受刑者と未決拘禁者を含む全被収容者の数字とのことです。1367円の内訳も記されています。
 (鴨下守孝著 小学館集英社プロダクション 2010年発行)

 ②『刑務所の経済学』p.46に「日本では受刑者一人あたりの収容費用は年間約300万円である」との記述があります。
  (中島隆信著 PHP研究所 2011年発行)
 ここでは算定根拠は書かれていませんが、同著者が「経済学の視点から見た刑事政策」(『犯罪社会学研究』36巻 2011年10月)という雑誌記事の中で述べている部分が参考になるかと思います。雑誌のp.52で、「法務省矯正官署の平成22年度の予算額は2300億円で、矯正施設の収容者は7万5000人である。一人あたりの排除コストは年間300万円という計算になる」と書かれています。

 

300万円ですか。

かなり高い。

 

ところで図書館の司書さんがこの質問に回答しているのでしょうか。

あらゆる質問に資料をベースに的確に答えるのって結構たいへんな事で、高級官僚が政治家の代わりに答弁を用意するのですが、作業としては同レベルでしょう。

司書さんって優秀だなと思います。

 

生活保護受給者はどれだけかかるのでしょう?

これはちょっとググっても統計資料は見つかりませんでした。

 

まーちょっと頑張れば出てくるかもしれませんが、福祉事務所のコスト等、生活保護支給額以外の予算が大きいのでどのみち計算がめんどくさいですね。

 

適当に一人あたりの支給額から比較してみましょう。

 

東京都の単身世帯の生活保護支給額は13万円ほど。

医療費無料や水道基本料金控除などを考えると月に15~6万円ほどでしょうか。

15万円だとして、年間で180万円。

これに多めに行政コストを上乗せして、50万円を足すと230万円。

 

 

刑務所の一人あたりのコスト  300万円

生活保護受給者一人あたりのコスト  230万円

 

 

つまり、経済的に社会にとって負担があるのはどうも囚人の方みたいです。

よくある現物支給案も刑務所コストに近づくだけで、かえって一人あたりの生活保護コストが上がるだけではないでしょうか?

 

社会にとっての経済的ダメージは、死刑にならずに無期懲役で何十年も刑務所に入る事が、最も大きいと言えそうですね。

 

ちなみに私はどちらかというと死刑肯定派なのですが、理由は2つあります。

 

①犯罪者は更生しない。

無期懲役等の囚人コストが高すぎる。

 

①については社会学的に様々な異論があるようです。

実際、囚人へのアプローチ次第で再犯率が全く異なるようですが、まあ現状では再犯率は高く、更生する人間は少ない。

特に凶悪犯は。

 

なので、囚人コストを減らすために死刑は経済合理性があるかなと思っています。

もっとも、死刑の方法が首吊りというのは人道的とはいえないので、薬物による安楽死に近いやり方でもいいんじゃないかと。

ただし、死刑でラクに死ねるとなるとわざと重罪を犯す人が出てくるので、ある程度嫌な死に方の方がいいのかな。

 

ちなみに、首吊りは医学的に全く苦痛がないとされているそうです。

精神科医が法医学者からそう教わったと言ってました。

 

最近、ひろゆきさんの「論破力」などの著作を読んでから、「らしい」「みたい」「ぽい」「~だそう」「と思います」などの、責任回避的なワードを多用するようになったので、まあいい傾向ですね。

日本人は元々断言する人が偉そうで嫌いだし、断言すると実際「お前あの時はっきりと言ったじゃん!w」とか指摘してくる幼稚な人が結構いるので。